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痙攣(けいれん)すると親は焦りますね。

小児科受診中

40度近い高熱で保育園を休んだある日、念の為近所の小児クリニックへ。

そこでなんと診察中に痙攣(けいれん)を起こしたのです。
身体をビクッビクッとしながら目の焦点が定まらず、意識が遠のいて行きました。正直これは焦ります。

しかし後になって思えば、先生の前で起こったということが「良かったこと」のように思えます。もし、自宅で痙攣(けいれん)したら落ち着いて対処などできなかったでしょう。救急車も呼ばなくてはなりませんし。

詳しく調べる為に、小児クリニックの先生に紹介状を書いてもらって大きな病院へ行くことに。


大病院で入院

暴れる1歳男児をなんとか抑えながら、血液採取や点滴の接続、インフルエンザの検査などあらゆることが行なわれました。

そして入院。翌日MRI検査予約。

妻も付き添い入院になるので、なかなか大変です。
高熱でぐったりしているとはいえ、1歳男児の右手が点滴に繋がれっぱなし状態なわけです。右手の自由を奪われたことに慣れるまでは相当嫌がりました。
水分補給の為ですが、すぐにでも外して両手でハイタッチしてやりたかったです。

不安な夜を乗り越え、翌日のMRI検査の2時間前。
子供を眠らせる為に看護師が持ってきたのは粘度高めの不味い液体。これを飲ませるのに非常に悪戦苦闘しました。改善の望みたい。

高熱の続く中MRIを無事済ませ、さらにその翌日に脳波検査をすることになり衝撃のもう一泊。疲労困憊(こんぱい)です。


検査結果は正常

血液検査、インフルエンザ検査、MRI検査、脳波検査、その他、全て異常なし。

じゃあ何???

先生いわく「突発性発疹の可能性が高い」とのこと。

ここまで来て可能性・・・と思いましたが突発性発疹は高熱が下がった後、全身に発疹が出るのでそれまでは確定しないらしい。
突発性発疹については子供が初めてかかる病気と聞き及んでいましたが、痙攣までは想定していませんでした。調べると10%~15%くらいの子供が痙攣するようですね。

入院になってから3日目の夕方ようやく退院し、妻は家のベッドとお風呂で疲れを癒やして就寝。

そして翌朝、出ました発疹。
発疹がでると安心です。なぜなら、”突発性発疹が発症した”、そして”治りかけている”という証拠なのです。同時に熱も下がりました。

その日からご飯もしっかり食べて、走り回っています。
本当に何事もなくてホッとしました。