
自分の子供に食べ物の”好き嫌い”が無いか、とても気になります。
皆さんのお子様はどうでしょうか。
不味い(まずい)と嫌いは別
私は小学生の頃「しいたけ」が嫌いでした。食べられない程ではなかったのですが、ブヨブヨした見た目と食感で変な味がする(と思っていた)特に給食の煮物に入った「しいたけ」が嫌いでした。
ありがちな話ですが、とあるバーベーキューで大きな生のしいたけを炭で焼いて醤油を垂らして食べました。
「何これ?! しいたけってこんなに旨いの?!」
と中学生の私はすごい衝撃を受け、それ以来「しいたけ」に対する概念が変わりました。「しいたけは旨い」そう人に言えるようになり、給食のしいたけは嫌いなんじゃなくて「不味いんだ」と理解するようになりました。
子供が何かを嫌いと言う理由の1つには「美味しくない」ということがあります。材料そのものや調理方法、味付けなどを変えてみることも1つの手です。
そもそも嫌いになるのは簡単で、それを覆すのは大変苦労します。
ファーストインパクトを大切にしてあげることが重要ですね。
「野菜が嫌い」
この言葉が私は嫌いです。野菜って1種類の食べ物ですか?違いますよね。野菜ってものすごく沢山の種類があり、色、形、味、食感、香りが全て異なるはずです。
全部の野菜が嫌い?そんなわけないでしょ。
当然、苦味や酸味があって子供の舌には馴染まない野菜もありますが、反対に美味しく食べることができる野菜もきっとあるはずです。
それなのに「野菜も食べなさい!」「野菜を残さないで!」野菜!野菜!などと子供に言っていませんか?
何か特定の野菜が嫌いなことがきっかけで「野菜=嫌い」になり、そのまま大人になった人が大勢いるでしょう。
まずは、本来の名前をきちんと言ってあげるべきです。
その上で、合わなければ調理方法や味を変えてあげるわけですが、それよりも何よりも親が心底「美味しい」と思いながら、そして表現しながら食べることで子供にいい影響を与えることができるはずです。
ただ、残念なことに親が野菜嫌いだと”食卓に野菜が並ばない”ということがよくあるようです。
結果、子供も野菜嫌いになる確率が高いのでなるべく色々な野菜を含めた食べ物を食べさせてあげましょう。野菜嫌いの親は知っているはずです。
「野菜嫌いで得したことは無い」ってことを。
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好き嫌いがないのは楽しい
私も妻も好き嫌いがありません。どちらか一方が好き嫌いが激しい人であったならば付き合って、結婚という形には至らなかったかもしれません。単純に、好き嫌いが多い人と一緒に食事をしても楽しくないからです。
幸いなことに、今のところ3歳になった上の子は何でも食べます。
ピーマンの肉詰めや、大根と人参のサラダも好きですし、肉も魚も大好きです。昨日はししゃもを丸かぶりしてました。
今年はどこかで野菜の収穫体験をさせてあげたいですね。もっと食べることが好きになると思います。
家族で「おいしいね」と言いながら食事をすることが本当に楽しく、幸せだなと感じます。このまま成長してくれと願うばかりです。
みなさんも楽しい食事をしてくださいね。